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明治・大正~昭和を力強く生き抜いてきた玉島
玉島には「日本人なら心のどこかに持っている原風景」ともいえる庶民文化の片鱗が数多く残っています。それぞれの世代の、それぞれの原風景を寸撮した写真のコーナー(兼用語解説)です。
見世蔵・店蔵(土蔵)
住居または店舗としての利用を主目的として建てられた商家用の土蔵を見世蔵・店蔵(みせぐら)というらしい。江戸時代以降に発展した様式で、玉島には倉庫用途の土蔵より住居を兼ねているものが多い。
虫籠窓(むしこまど)
その虫籠に似た形から虫籠窓(むしこまど)と呼ばれるようになったとのこと。玉島のものは低い軒先の高さいっぱいに配置されたものが多い。それにしても明治以前の民間の建物というのに朽ちずによく手入れされているものが多いのに驚く。
なまこ壁
なまこ(海鼠)のように盛り上がった白い漆喰(パテ?)の間に見える黒い板は、瓦です。目的は、耐火や耐水性を高めるためとのこと。
れとろ玉島Gallery
ノスタルジックな昭和30年代~40年代初めまでの町並みも、徐々には減っているものの、まだまだ観賞に耐えるボリュームがあります。
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